リンガリンド のバックアップ(No.1)


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[Lingalind]

本作の舞台となる世界。

高さ1万メートル級の「壁」にぐるりと囲まれており、その広さは直径約3000km程度。この世界では「壁」が世界の根幹であり神とされている。リンガリンドの人々は、誰もが「壁」を世界の果てと信じているため、「壁の外」という考え方自体が荒唐無稽あるいは危険思想とされる。

リンガリンドにはいくつかの国があるが、リュート卿和国とレッカ剴帝国の二大勢力として世界の覇権を争っている。前者はヨーロッパ的、後者は中国的な雰囲気が見られる。

 

文明レベルは極めてちぐはぐであり、大国では巨大なコンピューターや重力制御で浮遊する乗り物を使用しているかと思えば、辺境国ではアメリカ西部開拓時代程度の道具しか見られない。武器についても、射程・威力ともに性能の低い火器が用いられている一方で、矢の形をした謎のエネルギーを撃ち出すボウガンなども存在している。

これは、リンガリンド内の技術の多くが、どこからともなく降ってくるラクホウによって、外部的にもたらされているためと思われる。リンガリンドでは、このラクホウから得られる様々な物品が国力の基礎となっており、リュート卿和国とレッカ剴帝国は常にラクホウの争奪戦にしのぎを削っている。

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