リンド

「神」がエネルギーを得るために作った閉鎖世界。リンガリンドはこのリンドの中の一つである。

「世界」には膨大な数のリンドが存在し、その一つ一つにリンガリンドと同じように人々が住まい、生活している。リンドは「神」の住む聖域とチューブで繋がっており、死んだ人間の「意識」が聖域へと送られる仕組みとなっている。「神」はこの「意識」（知的生命体の大脳が作る電気信号）をエネルギーに変換し、自らの生命活動を維持している。信念を具現化するブライハイトは、この「意識」を高純度に高めるための装置である。また、リンガリンドの地下にある流体金属は、このような信念子の活動を把握するセンサーである。

すなわち、リンドは「神」の牧場であり、そこに生きる人々は「神」の家畜である。

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